舗装のバリエーションと道路工事における環境対策

舗装面の工法はバリエーション豊富

道路工事の最終段階は舗装です。
豊富な舗装のバリエーションから用途にあった工法を選択します。

次に、用途別舗装の工法を何点か挙げてみましょう。

・路上表層再生工法
老朽化したアスファルト舗装を掻きほぐして、既存の混合物の形状改善や品質改善を施します。
既存アスファルトを掻きほぐして敷均した上層に排水性混合物を敷均して、排水性の高い舗装として再生させることも可能です。

・半たわみ性舗装
特殊なアスファルト舗装混合物の空隙にセメントを流し込んで、アスファルトのたわみ性とコンクリートの剛性をあわせもった舗装にします。
耐流動性や耐熱性などに優れているので、駐車場やバス停などに用いられます。

・透水性樹脂舗装
アスファルトやコンクリート舗装の上に、天然砂利と透明な樹脂の混合物を人力で薄く広げる景観舗装です。
コミュニティ道路や遊歩道、公園の園路などの用途があります。

道路工事における環境への配慮と現状

道路工事には舗装面の切削屑や破砕によるマイクロクラックが大量に発生します。
かつては工事で排出されるものは産業廃棄物として処理されてきました。
現在では、環境への配慮から、業界全体の流れとして、切削されたアスファルトやコンクリート等はリサイクル業者に搬入され、高度再生資源として有効活用しています。

さらに、道路工事の工法の中には、既存舗装や路盤を検査した上で、状態に適した混合物を配合散布し再生利用する工法や、切削屑の出にくい工法や重機が考案されるようになり、環境にやさしいことも重要な要素になってきました。

日常生活の中で頻繁に目にする道路工事。
本サイトでご紹介したように、実は、あらゆる資材や工法、環境面への配慮も取り入れた高度な技術の集積だったことがおわかりになったでしょうか。
次に遭遇する道路工事をこんな視点で見てみると、道路工事の見方が変わるかもしれませんね。


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